知的障害を持つ青年が、手術を受けて飛躍的に知能が伸びていき、そして放物線を描いたかのように落ちていく様子を自身の日記というスタイルで綴った物語。
高度に発達した知能を持って、自身の予後を予見した悲しみのなかでも、終末の自身の身の振り方を彼なりに選ぶことができたという最後がよかったなぁ。
アルジャーノンとは、彼が手術を受ける前に、実験用に同じ手術を受けたネズミの名前。
ジャンルとしてはFS小説なんだけど、私には十分ヒューマンストーリーだったな。
切なくて、悲しくて、でもなんだか優しい気持ちになれる・・そんな一冊でした。
著者 ダニエル・キイス
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