2013年1月30日水曜日

おかしな人間の夢

物語・・といえば、物語である。でも・・なんだろう?

フィクションなのか、ノンフィクションなのか。なんだか不思議な感覚の本だった。


この世に(自分に)意味を見つけられずに、自殺を試みようとまでした男が、夢の中で「生きる」事の

すばらしさに気がつく という筋なのだけど。

著者自身、いろいろと「いわくつき?」のかた らしいのだけど、でも、だからこそ、書けた作品な気

がする。本に出会ったというよりも、「著者に出会えた」という感じである。


あまりにも有名なかた過ぎて、敷居が高くて、今まで彼の作品を読んだ事が無かったのだけれど、

次は長編も読んでみたい!と思わせる作品でした。

初めて彼の作品を読む方には、すごくいいかも。なんてったって、本が薄い(笑)


著者 ドストエフスキー

2013年1月22日火曜日

僕の死に方 エンディングダイアリー500日

昨年10月に 肺カルチノイド で急逝した流通ジャーナリスト・金子哲雄さん(享年41)が、亡くなる1

カ月ほど前に書いた本である。
 
「肺カルチノイド」は、がん同様、悪性の腫瘍が体をむしばんで行く病気だが、10万人に1人という

難病で、臨床例も少ないという。


流通ジャーナリストとして、最後の最後まで仕事をエネルギーに転換して、自身の葬儀のプロデュ

ースまで(会葬礼状さえ)こなしてしまった事は、もちろんビックリしたのだけれども、私が1番すごい

なぁと思ったのは、8月の終わりに、一時危篤に陥って生還してから、本を書くことを決心して、そ

れから1カ月ほどで本当に書き上げてから、お亡くなりになったということ。


人間の気力って、本当にすごいんだなぁって思う。

彼自身、仕事を続けていたからこその、闘病生活だったと書いていたけど。


ああ、そうだ。頑張っている人間に対して 「頑張って」 は、酷だと、彼も書いていた。

「好きにしていいんだよ」って言葉がありがたいのだと。忘れないように、自分に刻もうと思う。


著者  金子哲夫

2013年1月14日月曜日

幸福な食卓

珍しく小説です。タイトルに惹かれたのと、著者の名前を聞いたことがあったような気がしたから。(結局思い出せなかったけど)

どう考えても、奇妙な家庭だけど(自殺未遂した父親に、ひとり暮らしを始めた母親、才能ありながらも、大学に行かずに農業の道を選ぶ兄に、トラウマを抱えたままの中学生の女の子)なぜか、一見家庭の平和は保たれている・・・

いろんなスタイルの家庭があって、それはそれでいいのだけどね。
ようは、各個人が幸せを感じることができるなら。

そして、幸せをつかむために、この話の中の家族はみんな、自分とせめぎあいながら何とかしようと、もがく。 もがく。
でも、一番大事な事、互いを思いやるっていうことは、忘れられていない。

だから、暖かいのだ。現実的にはかなり厳しかったりするのだけれど、読後感が暖かい。


そういえば、著者は現役の中学の国語講師だとか。



   著者 瀬尾まいこ

脳にいいことだけをやりなさい

自己啓発の本を読むと、たいてい同じような事が書いてある。

少なくとも、私が今まで読んできたものに関してはそうだった。

もちろん、みんなうなずける事ばかりだし(実践を続けていくことができるかどうかは

別として)そうなんだろうなぁ・・とは思う。


でも、理系の人間としては、いまいち説得性に欠けるというか・・

「アインシュタインや、現役医師が同じことを言っています」と言われても、「個人の

思想の問題だし・・」と、鵜呑みにできない、ちょっと斜めな自分がいたりして(*^。^*)


で、この本はどうかというと、お馴染みの(笑)脳科学の茂木さんが翻訳されている

のだけれど、今まで言われていた物事が、科学的にも理にかなっている、という。

内容的には、他の啓発本とさして変わりはないのだけど、彼が勧めているっていう

ことで、少し納得できる自分って、浅はか?笑

言われている事は理解できる。ただ、その根拠が欲しかったんだろうな、私は。




著者 マーシー・シャイモフ  訳 茂木健一郎

2012年2月17日金曜日

ダメだしノート

苦手な人がいなくなったら、人生それだけでストレスの8割はなくなるんじゃなかろうか・・・(笑)

この本は、自分の中にある「あの人は苦手!」という意識を、ノートに具体的に書いて対策を立てて、自分の気持ちの中で消化していこう!という本です。

どんな人にも良い面もあれば悪い面もあって、人それぞれだから面白い。
とまあ、突き詰めていけばそういうことなのでしょう。

でも、どう頑張ってもやっぱり無理!という人も現実にはいるもので><
そういう時には、最後の手段として、必要以外は関わらない・・・・と、行き着くところはそこなんですね。
人間、時には割り切りも必要だったりします。

著者 DDNプロジェクト

20代で使ってはいけない100の言葉

むかーし、昔、社会学の授業で、言霊信仰についての授業を受けたことがありました。言葉には命が宿っていて、自分が吐く言葉がそのまま自分に還ってくる・・・というものだったような(笑)

モラルとして使ってはいけない言葉や、社会人として言い訳するという行為自体が許されないことである、みたいなものはもちろんのことなのですが、1番印象的だったのは、「自分の発する言葉を1番近くで聞くのは自分の耳である」という文でした。

他者に対して放った(つもりの)言葉も、1番聞いているのは他ならぬ自分自身。
また、何気ないやる気のなさを吐く事で、それが自己暗示のようになってしまう。
どうせなら、良い気を発する言葉で自分も周りの人たちもハッピーになれるのがよいなぁと、最近私は思うようになったところでした。

著者 千田 琢哉

2012年1月12日木曜日

思考は現実化する

知る人ぞ知るナポレオン・ヒルの本です。あまりの分厚さに一瞬どうしようかと迷ったのですが、リサイクルショップで、格安!だったので、思い切って購入してみました・・

鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが基礎を作り、ナポレオン・ヒルが発展、体系化した成功哲学、自己啓発の本です。

20年間無報酬で、成功者となるであろうと、カーネギーが選出した人たちを観察し続け、分析して、人生を切り開いていく方法を誰にでも当てはまるように解説している・・・
それは経済的な事だけではなくて、人生そのものさえも。

一見怪しいかな?と思うかも(笑)

でも、結局のところ、「人は誰でも自分の思い通りのものになることができる^^」

その事を知っているのと、知らないままでいるのとでは、大きな差ができるというのは分かる気がする。

私が手にしたこの本は、本文プラス、実践マニュアル付なのですが、本の効率的な読み方も掲載されていて、それだけでも応用が効いて、十分価値がある気はしております。

読むには、少し心の準備が必要です。でも、子供が大きくなったら、読ませてみたいなあと思う1冊です。